Entries from 2011-02-01 to 1 month

根津さんぽ

古い民家。背の低い玄関。夕日の届かない背の高い塀に囲まれ、曲がりくねった細い路地。背伸びして見た沈んだ夕日の残り。気のせいのタイムスリップ。寂寥。寺。塀の上の猫。ふわり線香のかおり。土のかおり。どこかの家の夕飯のかおり。ヒマラヤ杉。墓地。 …

第8話『あたしって、ほんとバカ』

こうなることは、わかっていました。 少しずつ、紐解かれていく。物語ははじまったばかりなのではなく、とっくにはじまっていて、わたしたちはそのつづきを見ているに過ぎないことも少しずつ、わかっていく。ほむらの口ぶりが意図するところも理解していく。…

久々に『Fantasmic!』を聴いた

このショーの何が好きって、魔法とか愛とかじゃなくて「イマジネーション」で括っているところ。 怖い魔法使いもキレイなお姫様も、想像力という手のひらの上で命を吹き込まれ、輝いて見える。戦いから帰ってお父さんに抱きつくムーランも物音に振り返るバン…

第3話『ジャジャ〜ン! 響は音楽嫌いニャ?』

いいまゆげだね。 北条家は、お父さんは音楽教員、お母さんはバイオリンの演奏家で、今は海外へ演奏旅行中だそうで。家事はお父さんがやってるのかな。今回は、響の音楽嫌いを直すお話。昔はピアノが得意だった響が、どうしてぱったり嫌いになったのか―って…

第5話 旅路

全般的には面白いけどストーリーは小休止かな。褌のエピソードは脱線気味だったので要らないのではないかと。 エンディングの日本語ver.もどことなく説明的で大意が掴みにくくて、正直なところ微妙。せっかく余韻に浸りたいのに母国語だと気が散っちゃう。 …

『ロジャー・ラビット』

ロジャー・ラビット コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント発売日: 2003/11/19メディア: DVD購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (7件) を見る 久々に見る。DVD買ったから原語だったけ…

第2話 ガガ〜ン!早くもプリキュア解散の危機ニャ!

ようやく流れに乗った感じ。エンドカード復活が妙に感慨深い。 行き違いで仲たがいしたふたりだが、趣味や外見は違えど、実は両者とも短気で意地っ張りであり、似たもの同士であるのが分かってきた*1。他には、フレッシュプリキュアやハートキャッチプリキュ…

明日のナージャ 第28話『危険なプリンセス』

さて、一座一行はグラナダへ。ここには孤児院で共に暮らした幼なじみのローズマリーがいる。この時点で留意するのは、ナージャは夢に生きる少女である一方、ローズマリーは現実に生きる少女だということだ*1。ナージャがこの物語の光なら、ローズマリーは影…

第49話 『みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!』

なんと言ってもいつきの制服姿が眼福だった。惚れてしまいそうだった。夏服だったのがなお良し。 でもエンドカードの前に新しいおもちゃの宣伝が怒涛のように、しかも3つも入ったのには驚いた。仕方ないかもしれないが、せっかくの余韻が無くなってしまうの…

第1話『ニャプニャプ〜!スイートプリキュア誕生ニャ♪』

「プリキュア」においてシリーズ構成を実写での経歴が長い脚本家が担当するのは、「ふたりはプリキュア Splash Star」の長津晴子氏以来ひさしぶり*1。シリーズ前半の「Splash Star」のような、豊富な日常描写を期待している。 *1:脚本の大野敏哉氏は実写を主…

明日のナージャ 第26話『フランシスの向こう側』

気になったのは、今話と直前回の対比。25話『帰ってきた裏切りの美女』は利己的で独りよがりな男女の恋愛を描いていた。次話への布石だったかもしれない。 想い人に再会したナージャは灼熱のアンダルシアでたまさかの逢瀬を楽しむ。アンダルシア宮殿で(文字…

ELLE JAPON 3月号

ELLE JAPON (エル・ジャポン) 2011年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: アシェット婦人画報社発売日: 2011/01/28メディア: 雑誌 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見るELLE JAPON3月号の描き下ろしディズニーイラストは良いですね。ほとんどのデザイ…

"The EACH Campaign"のアニメーションがかわいい。

中でもお気に入りは「プラスチックをむやみに捨てないで」と謳う"Save My Oceans"。 イラストはアルゼンチン出身のSol Linero*1が担当。SolさんはニコロデオンやMTVでもお仕事してたみたい。 ちなみに映像はこちらからも見ることができます:Each Campaign o…

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』#1、2

主人公が健気で純粋で明るくて…と、個人的には感情移入できなかったものの(笑)、これから物語がはじまる予感と、何かを伝えて行こうとするスタッフの意気込みが感じられたので視聴決定。舞台は日本のようなヨーロッパのような不思議世界ですが、そんな違和感…

その記号は透明ではないか

先週、どこかで「彼女たちはシャフト的記号化演出の延長線上にある」という意見を目にしましたが、だとしたら「まどかマギカ」は、シリーズ自体が「魔法少女」というひとつの記号なんじゃないかな。 そして、その記号は透明ではないか。前エントリで「反射光…