走り書き
わたしは、憧憬とシンパシーから作品にのめり込むことが多くて、スプラッシュスターに惹かれたのは、きっと、主人公を取り巻く環境や周囲の人たちの温かなまなざしがあったから。前作の大胆なアクションシーンは影をひそめた分、日常の些細な出来事をすくいあげ、丁寧に描いたお話は秀逸だと思う。
こういう、いわゆる『良い話』って、実写でやるとどうしてもわざとらしく感じ、鼻白んでしまうからふしぎだ。
んで、(上のと重複しちゃうけど)登場人物も、いわゆる漫画的な、極端な性格の人がいないところとか(敵キャラ除く) ― 世の中の善悪&普遍性を、極端なキャラクター付けと非現実的な舞台設定*1ではなく、日常生活の何気ないひとコマを介して伝える姿勢は大事だと思ったり*2