幻のショート"Caxanga"

2719 HYPERIONの、だいぶむかしのエントリですが、面白かったのでupします:2719hyperion.com


南米親善映画の制作にあたり、ウォルトとスタッフはいくつものアイデアを出し合いました。その中のひとつに、サンバのリズムとマッチ箱を使ったブラジルのテーブルゲームを題材にしたドナルドのショートがあります(「ラテンアメリカの旅」メイキングで、このゲームの名前を言ってたような気がするんですが失念しました・・)
こちらの記事の一番下にある動画は、当時のストーリーボードといくつかの動画、そして音声を組み合わせ、約7分の短編に仕上げたもの。スタッフが実際に遊びながらアイデアを出し合ったようすが目に浮かびますね。楽しいです。ポルトガル語→英語の字幕にドナルドが困惑するアイデアも新しい。
結果的に、リオデジャネイロ・パートは「ブラジルの水彩画*1」でフィナーレを迎えるわけですが、動画で使用されていた音楽そのものは劇中*2、および時を経て「プルートは歌がお好き"Pluto's Blue Note"*3」(1948年公開)で使用されることになります。





※関連エントリ:http://d.hatena.ne.jp/ohmyhal/20080426/p1#c