映画 も〜っと! おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ
すばらしい映画でした。また、非常に洞察力の優れたストーリーでもありました。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2002/03/21
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実写でも何でも「斬新さ」や「作りこみ」というのは、狙えばなおのこと鼻につくものも多いなか、(詳しくない素人の私が言ってしまうなんてあれなのは百も承知だけど)山内氏の手がけた作品は私のなかでいつも正鵠を射る。あの、隙の無いザクザク&ズバズバしてる演出は、すべてにおいて「正論」なんだ。うん。
特に、クライマックスはギターの音色も相まって尋常でないシークエンスとなっていました。
御神木 奉納された女面は割れている―
ふいに世界が朱く染まる
佇む少女は、もちろんどれみなのだが、同時に、死してなお恋人を想うマユリでもある
ハラハラ落ちる滂沱(ぼうだ)の涙
古へのタイムスリップは悲劇の舞台で、それは亡者の見た刹那の跡であるかもしれないし、子供の見た現(うつつ)の夢なのかもしれない