ももへの手紙

作画マニアからは揶揄され、一般向けにしては地味すぎるという前触れはまさに私好みな第一印象



3月にNS観に行ったとき*1の予告も、その後のPRも宣伝も派手だったので順風満帆かと思いきや興行成績が芳しくないらしく上映館も減らされてしまうらしいのであわてて鑑賞。
レイトショーという触れ込みでしたが20時台のスタートなのでそこまで遅くもなく。前列に小さい子たちがいて、ももが妖怪に驚いたり、妖怪がももにおどけたりすると喜んでいたり、そういう反応を間近で見ることができたのも良かった。子供の笑いのツボは素直で、当然ながら自分のとは全然違うのでいつも新鮮。
緑色の妖怪は迷惑なプリークリーで、茶色い小っちゃいのは白雪姫のドーピーみたいだ。
そして妖怪が日本の古き良き町並みでニョロニョロ湧き出るとほんと素敵でゾクゾクしてほっとする。特に、この、夏の濃い影のいちばん黒いところに「なにかいる!」という空気感が好き。それにしても優香さんは、美人でスタイルも良くて声も良いのだなぁ。


ひとつ。ラストの父からの手紙は無くてもよかったんじゃないかと。そこは秘するが花でしょ。