2012年に観たアニメを振り返る(短的に)

友人がアニメの「シティーハンター」にどはまりしていたのに触発され、「じゃあ」(“じゃあ”って何だろ)、と、少女が登場するガンアクションアニメを見始めてはまる。何より、女の子がおっさんぶっ放すのがいい。 加えて、そこから芋づる式に梶浦由記さんの音楽にもはまる。


ノワール:すべてのはじまり。深秋のサンジェルマンデプレを霧香コスで歩いたのも良い思い出。月村了衛さんはウテナで存じ上げていたけどここまですばらしいとは。独特な言葉づかいにもしびれっぱなしで目下『機龍警察 自爆条項』読破中。

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真下監督の作品は叙情的なところが好きで、じゃあ自分にとってそれは何であるかと考えると、わたしは、それは彼の創り出した世界がいつも、もうひとつの物語を紡ぎ出せるくらい広さのフリースペースを設けてくれてることであると思う。だからわたしの中には、自分だけの「ノワール」の、「エルカザド」の、そして「マドラックス」の物語がある。


マドラックス:霞のような少女が好きなんだよ。ラストの、行き場のないやるせなさと、微かな希望の残香あるのがまたいい。
ぶっちゃけ三部作の完成度はノワールがダントツなんだろうけど、投影度&浸透度がいちばん高かったのはマドラックスに他ならない。


ガンスリンガーガール(一期):我が身の行く末を悟る少女達と、過去も未来も視えない大人達の静かな会話、その行間のファンタジーを楽しむ作品。ちなみに私はマニッシュなトリエッタ派です。英語版も観てるけど、英語は敬語や「〜さん」づけの絶妙なニュアンスが無いので、さらに冷たい、白いざらざらした質感の作品になっています。

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じょしらく:仕事明け、あたま空っぽにして声に出して笑えるアニメはいいものです。

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ひだまりスケッチ×ハニカム:継続視聴中。ちゃんと観るけど、ひだまり荘のみんなをずっと見守ってたくちなので、離れ離れになるのはほんと辛い。


エルカザド:ローゼンバーグはエリスと一体何がしたかったのか。そして全身白マスクの怪集団の目的は… ?色々な思いが交差するが最終回のまばゆさで何もかもどうでもよくなる(それくらいラストが素晴らしい)、憎めない作品。ああ、メキシコに行ってみたい。

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