ジャック・ハンナのプロフィール

ドナルド・ダックの短編を支えた『3人のジャック』のうちのひとりJack Hannahについてのメモ書き。
過去エントリしようとした記事の下書きをようやっと思い出して、転載。
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1913年アリゾナ州生まれ。

映画ポスターのデザインの仕事をしていたが、恐慌のあおりをうけ33年にディズニースタジオ入社。当初は中割りやクリーンナップの仕事をしていた。当初は2週間の試験採用だったが、その後30年以上勤務することに。

タイトルカードに名前がクレジットされたのは"Gulliver Mickey" (ミッキーのガリバー旅行記)から。また、"The Old Mill" (風車小屋のシンフォニー)ではキー・アニメーターを務めた。

1937年、"Modern Inventions"(ドナルドの博物館見学)の制作に携わる。

1939年、ストーリー部門へ異動。カール・バークスと共同でドナルドダック初主演のコミック(Donald Duck finds Prate's Gold)を描いたのもこのころ。

1943年より監督になり、チップとデール、 Humphrey the Bear(クマ公)を世に送り出す。またテレビ番組「ディズニーランド」では、主にドナルドが登場するエピソードを数多く制作("A Day in the Life of Donald Duck"(ドナルドダックの一日)、"At Home with Donald Duck" "Two Happy Amigos"などのエピソード含)



占めて65本のドナルドダック短編を手がけた。



アカデミー賞ノミネート作品は以下の通り

"Tea for Two Hundred"(ドナルドとアリの王国)、"Toy Tinkers"(リスのおもちゃ合戦)、"No Hunting" (ドナルドの猟はつらいよ)





50年代半ばにディズニースタジオの短編映画部門縮小をうけ、ウォルター・ランツスタジオへ。ウッディー・ウッドペッカーの短編映画、テレビ番組などの監督やアシスタントディレクターとして制作に携わった。

最後の監督作品は"Charlie's Mother-In-Law "(1963年)



75年からカルアーツでキャラクターアニメーションを教え、その後8年間教鞭をとり続けた。