"Ugly"は、『ブス』よりもっと『キュート』寄りな印象、

反対に"hideous"、"disgusting"は、ちょっと日本語にないくらい酷いイメージ。言われたら、たぶん凹む。

アグリー・ベティ シーズン1 コレクターズBOX Part1 [DVD]

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ブルーレイ・デジタル配信|ディズニー|Disney.jp|



去年、あっちでよく見ていたテレビシリーズを、英語耳のため、こっちでレンタルしてみました。相変わらず面白!終始笑いっぱなし。

  • 見た目を重視するオフィス、ひいては“世の中”は、身につまされますね。まぁ、TPOも大事だと思いますけど。そういえばアメリカのオシャレプレイスって、「とり合えず無難に黒でまとめとけ!」ってイメージありますよね。
  • 凄惨なイジメの数々が決して陰湿にならないのは、徹底したコミカルな演技に因るのでしょうか。とりわけ美人受付嬢とマーク(HSM*1のライアンっぽい)と、ボンクラなウォルター(リングイニ*2に似てる・・)が、いい味出しています。それからベティの甥っ子はカツオみたいだ。
  • ベティの住むクィーンズ界隈の下町っぷりも見逃せません。以前、自分が少しだけ住んでいた南カリフォルニアも、南米からの人が多かったので親しみ、懐かしさも手伝って、こういうコテコテの地区は大好きです。アメリカなのに異国気分が味わえる・・・というかアメリカは、どこかへ一歩踏み込めば―− たとえばファーストフードに入ってお客が少なければ、そこはもう従業員のスタッフたちのコテコテ南米っぽい雰囲気(スペイン語しゃべってると、そう見える)であふれてるけれど。
  • お父さんがベティを激励する場面とか、ね。ラテン系家族の人情、とにかく人の温かさが心地いいです。お姉さんも気風がいいなぁ。かっこいい!
  • 感心するのは、ダニエル(ベティの上司。ボンボン)の台詞が、いちいち説得力ありすぎなところ。誰か(この場合は公然と虐げられたベティ)を引き止めるときに放つ英語の交渉力は絶大です。果たして日本語に、これほどの含みや説得力があるでしょうか ・・・あんまりないような気がします。