マジドキシアター in 所沢

スプラッシュスターのマジドキシアターを見るため、所沢航空発祥記念館*1へ。

ずっと行きたかったけど機会に恵まれてなかった。意外と近いです。広々してて気持ちいい。




クラスメイトや部活の回想、写真撮影シーンなど、日常をよりクローズアップしようとしていた頃の面影があるような。長津さん構成時代のもの?
パンパンはじける精霊パワーの使い方が目新しい。この後におよんでそれもどうかとは思いますがとにかく……ああ、このテンポや立ち回りの見せ方を本編でも見せてくれれば*2
自分のこと“様”付けしてるアクダイカーンに吹いた。我は、じゃないんだね。


三本目の作品。台詞が一切ないクレイアニメで、知らずにオマケ的感覚で見ていたけれど登場人物たちの感情表現やディティールの細やかさ、小道具への配慮など、どれをとってもすばらしい作品だった。これのために600円払っても損なし!と思ったくらい。地域社会に関わる歴史理解の為の短編映画というと、DCAの『ゴールデンドリーム*3』しかすぐには思い浮かばないけれど、少なくともそれよりずっと良かったし、予備知識が何もなかった私でも、徳川好敏陸軍大尉たちの飛行機に対する熱い想いがスーッと心に入ってきて、記念館を出たときは思わず空を見上げてしまった。そういうのって大事ですよね。いかにも退屈そうな先入観をもたれてしまうテーマには、特に。



こんなに大きなスクリーンでアニメーション見たの、はじめてでした。エプコットみたい*4。きっと、こういう迫力あるシアターでは、エンジン付パラグライダーで撮影した自然を雄大な音楽と共に流すのがいちばんでしょう。映像に合わせて香る風の特殊効果を出せば、もう立派なアトラクションです。




そのまま直帰してしまうのはもったいないので大泉学園駅で下車。一路、東映アニメーションギャラリー*5へ。おお、実際に守衛さんにあいさつして入館許可証を首から提げ、本当のスタジオに入るのねー。どきどきしたー!日本のアニメーションのスタジオや資料館ってはじめてでしたが、こじんまりとしていておおらかな印象を受けました。館内はちょうどプリキュア特集で、ホンモノの撮影フィルムしおり(りんちゃんゲット!)や興味深いパンフレット*6をいただけたりと、それはそれですごく面白く興味深いものだったのですが、ポスターや当時の写真を見るにつけ、「白蛇伝」「わんぱく王子の大蛇退治」「どうぶつ宝島」などの古き良きアニメーションをちゃんと見てみたい衝動にもかられました。少しずつ見ていけるといいなあ。



帰りはふらふら、焼き菓子屋でクッキー買ったり大泉印の和菓子屋で苺大福食べたり豆腐屋で厚揚げやおからを買ったり。大泉、もとい練馬区ってお菓子屋さん多いのかな。おいしそうなのがいっぱいありました。桜の地酒*7も良さげですね。

*1:http://tam-web.jsf.or.jp/contx/

*2:まあ、通常回における激しいアクションは自主規制していたのかもしれません。特に序盤あたりとか

*3:http://allears.net/dlr/tp/dca/dreams.htm

*4:フランス、カナダ、中国館に、エレンのエナジーアドベンチャーとソアリン。エプコットって巨大スクリーン系アトラクション多い

*5:http://www.toei-anim.co.jp/tag/

*6:企画書?がそのまま載ってるらしく、星野健太/陸上部であったり、水無月かれん/学園のバラといわれる美少女、秋元こまち/学園のユリといわれている美少女、等の記述があって面白い!

*7:http://www.city.nerima.tokyo.jp/kocho_koho/koho/press/2008/03/20080328.pdf