その二 出会いの宿場町
『でっかい男に なってやるぜ』と、やってきたのは花のお江戸*1。処は賑わう日本橋。どこからともなく可憐な歌声、耳かたむければ、三味線かきならす門付ひとり。いい歌だねぇ。お兄さんそうかいそれならばと心付を無心されるも、ぽっと出のあさたろう。何がなにやらさっぱりわからない―
というわけで、こもも初登場回。あらためて見ると彼女はあさたろうよりずっと世間知があり、ほどほどにスレていて、ドライ。意外に現代っ子です。中1くらいかな?つんつんしててそっけなくて(現行放送だと既にデレまくってるため、ギャップがなんとも・・・)、ういういしい、かわいいです。ときめかせてもらいました。
対するあさたろうは、田舎者のにーちゃんなんですねぇ。チョロイチョロイ。ふふふ、にきちが小悪党だぜ。
・
・
・
旅は道連れ世は情け。おあつらえむきに此所は日本橋。せっかくだから東海道を歩きましょうよ、と、にきち。そいつはいいねぇ、と、あさたろう。こうして旅がはじまった。そんなふたりをたもとから、そっと見守る門付ひとり・・・・・・
・・・と、おおお。ここでオープニングのカット*2にピタリとはまるわけですな。江戸時代、この橋上にたたずめば、江戸城と富士山をいちどに見ることができたのでしょうか・・・・・・あさたろうのように。