その三 謎のゆうれい屋敷


 「あら」と、謎の門付すっぱいこもも。「あんたたちも東海道を旅しているのね―」 なにやら桃ミシュラン*1片手に知ったフリ。うふふ。せっかく品川宿まで来たんだもん、名物あなごを食べなくちゃ!

しかし地図を読めないこもものおかけで、喰いっぱぐれたご一行。あげく雨宿りがてら訪れたオンボロ屋敷で、幽霊(らしい何か)を目撃。あわてふためき、ふがいないあさたろうたちを助けるべく、『くのいち』こももが初めて正体を明かす;
 ふだんは可愛い門付!しかしてその正体は!天才忍者 くのいちのこもも!

こももの、一連のくのいちシーンが魔法少女すぎます!すごくかわいくて、リピートが止まらない。「あさたろう」知ってよかった・・・。本当に面白い作品は子ども向けだとか、そういう枠ではぜったいなくて、大人が見ても十二分に面白いんだと、これまで様々な人が何百万回も言っていることを今さらまたあらためて思いました。まぁ、わたしの場合は総じてそういうジャンルにばっかり惹かれてしまうのですが。




それにしても品川は穴子が有名だったのか・・・知らなかった。寿司、団子、まんじゅう、雑炊、そば、とろろ汁、かまぼこ・・・・・・。穴子に限らず、この時代の食べ物屋はいちいち美味しそうでヤバいです。
とりあえず、こんど食べなきゃ、穴子。

*1:東海道味めぐり』:ちなみに“桃=☆”で。