血しぶきと星と

  • 第3話「グラニッツの村」

拉致されたクレインはグラニッツの村人達とふれあい、はじめて生活のあたたかさを知る。が、そんな平穏な日々もつかの間、彼らの妨害活動に連行され、血なまぐさい現場を目の当たりにすることに―

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・・ということで、思ったよりハードな展開でした。

光を失った瞳の奥で巫女は何を見つめるか。




ところで、今回は食事がチューブ食のみだったり、混雑した病院を知らなかったり、コミュニケーションが若干苦手だったりと、それまでクレインを取り巻いていた環境が示され、気にかかりました。私の想像するフラクタル世界はパーソナルスペースを包む殻が、それはそれは固く厚い世界。無味乾燥な自由世界。しかし、実際はどうなのでしょう?



ところでネッサの愛らしさったら無いね。無意識に「この子の笑顔を守りたい」と思う。踊りのシーンは無邪気で微笑ましくて天使みたいだった。