映画スイートプリキュアとりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ

公開翌日に観にいったのに今さらな感想でごめんなさい。
以下、メモ書きです。
池田監督には「ねぎぼうずのあさたろう」いらい期待していたので、けっこうから口になっちゃってますが相変わらず手がけた作品は好きだしこれからも応援したいし、期待しています。


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全体的にキャラクターの諸事情や各エピソードがまとまっておらず、散漫な印象。たいていの視聴者にとって興味の低いアコの両親をクローズアップしており、集中力がそがれる。とりわけ大人の視聴者を惹きつける「映画だけの」演出やシークエンスが少ないのはもったいない。というかアコちゃんがもっと見たかった。

そもそもプリ映画に必要なものは・・・

  1. (主に大人のファンが喜ぶ)ボーナスシーン
  2. シリーズ中に語られることの無かったキャラクターの心情吐露

・・・だと思うのだが、今回はそのどちらも欠落していたのが残念。


そして、去年が出来が良かっただけに、ついつい比較してしまうのもこの作品の不幸なところかと。

イントロは馬鹿馬鹿しくてよかったが。




せっかくのかわいいオリジナルキャラクター、スズの出番が少ないのもまた残念。それどころか、けっきょく彼女に罪の意識があったのかさえ良くわからなかった(セイレーンはあのときボックスを持ち去る彼女に気づいたのだから、彼女を諭すべきなのではなかったのか?)


ああ、辛口でごめんなさい。


バトルシーンもおざなりな印象だったなぁ。クレッシェンドトーン&女王「もうプリキュアに託すしかありません」って酷いよ。



良かったところ。
ダンスシーンがエンディングとは別に設けられているのが良かったです。子供たちがうれしそうに踊る姿を見て、いろいろ吹っ切れましたし、感動もできました。プリキュアたちと子供たちの心がつながってるようすを見るのは、やっぱりうれしいね。ちょっと涙ぐんだ。