number three

2曲作って、ちょうど3曲目を仕上げたところ
どうひらめいたんだか、書いたんだか、
人生かけてやってきたけど
2曲できてて、3曲目を作ったところ


金持ち男が「人生って可笑しなもんだ」って言ったっけ
貧乏男が何か言おうとしていたけど、言えたもんじゃなかったな
僕はいま宙ぶらりんで、ちょうどクチバシが行方不明の鳥になったかんじ
だって2曲のつもりが、3曲できちゃったんだもの


それで大統領のところに行って、いくつなのかってこと、それから「あんたでも行き詰ったことがあるのかい?」なんて質問したら、彼はテレビの演説そっくりの口調でこう言ったのさ「もし君に2曲しかなかったら、おい、私にどうしろって言うんだね?」


だから僕はジーンズと銀色のギターを買って、でも礼儀正しく淑女に話した「まだまだ僕には気を使ってくれよ。僕にだって自尊心ってものがあるんだからね」
それでこれが僕の・・・3曲目