舞い散る花びらの香りがした

赤毛のアン*1」を観にいきました。

鑑賞記念の小冊子もかわいい!執筆陣も豪華です。


結論から言うと、とても面白かったです。アニメ版のほう、ちゃんと観たことないくせにオープニングでうるってきました。


物語が進むにつれ、フリーズドライ化されて断片的だったあのころの思い出と、わたしの“アンの想像世界”がいっきに出てきて、生きてきました。はじめて原作を読んだ10歳のときの感動は忘れられません。学級文庫で読んで気に入り、訳者*2をノートに書き写し、ドキドキしながら本屋さんに注文したあの日。アンに倣ってめくるめく景色に名前をつけた帰り道。
それは新鮮な感動そのものでした。舞い散る花びらの香りがしました。