2011年明けてもナージャ
年末に視聴再開したナージャ。偶然にも作中の小清水さんと折笠さんが来期プリキュアを担うということで斜め上の期待値もさらに高まりつつ。
- #13 朝陽の中のフランシス
兎にも角にも可憐な回。
フランシスは、清くて真白くて憂いを帯びた表情が‥・なんていうか、ひと昔前の少女漫画の王子様みたいです。前回は実家で開かれた社交パーティーが嫌なので後向きだったのかと思いきや、慰問先のスイスでも浮かない顔でした。「母親がいなくなってしまって、自分はひとりぼっち。自分のことはだれもわかってくれない」と、無意識に考えていたりして。
寝ても冷めても亡くなった母のことを想い、ぽつぽつと母との思い出話を語る彼は、ナージャに自分の良き理解者であった母親の面影を見ているのかもしれませんね。
個人的に「明日のナージャ」の物語は、一座が出会う旅先の地理的臨場感とわずかなノスタルジーが織りなすファンタジーの部分が気に入っています。主人公に「共感する」というより、いち少女の、運命に翻弄されヨーロッパをめぐりめぐり自分の居場所を見つける、そのスケール感が楽しい。
- 出版社/メーカー: マーベラスAQL
- 発売日: 2003/12/17
- メディア: DVD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る