第8話『チャララ〜ン!セイレーンのニセ親友大作戦ニャ!』

なんだかんだでスイプリも8話目。今まではふたりで勝手にケンカして自爆してましたが、今回は第三者がふたりの仲を引き裂こうとする新しいパターン。
付け焼刃にしては、セイレーンの潜入っぷりはお見事。歴代、いろんな人たちがプリキュアたちの「日常」に潜入してきたけれど、誰よりも溶け込めてたと思う。

自宅の電話のシーン。北条家はいろいろ由来がありそうです。

奏の声で電話をかけるセイレーン。姿も声も自由自在に変えられる、というのはなかなか便利な能力。こんなんで得意になっちゃうところが、セイレーンの器の小ささを感じさせて好感度アップ。

髪の毛をいじる仕草が細かいねーー



まぁ、セイレーンのメイン回なのですが、潜入捜査のおかげで響の学校生活を垣間見ることができてラッキー。
柔道部の先輩と一汗かいて、スイーツ部に入り浸って(日課)、学校の帰りに道端の小さな花に和んで・・・
響 「目立たずひっそりと花を咲かせるところが可愛いのよね」
響って一見スポーツバカ単純だけど、実は趣が深いと思うんだ。



セイレーンの"ともだち作戦”のおかげで、ギスギスしはじめるふたり。結果、セイレーンは響と距離を縮めることに。

親友になれちゃった☆

いやはや瞬殺でしたね。"情にほだされやすい”というのが、そもそも敵には向いてないんですけどね。


響が練習中にケガをしたので、試合を棄権させようと言い出すセイレーンと、響の気持ちを尊重したい(試合に出たいなら止めない)、という奏。「響と出会って日の浅いセイレーン」と、「響と長年連れ添い、彼女のことをよくわかっている奏」、という対比なのですが、ふたりとも響を大切に思っていることがよく分かりますね。
セイレーンにしてみれば、ここで無理させて響を痛めつけておいた方が有利なのに。すっかり親友になりきってしまった彼女は、もう心のタガが緩みっぱなし。



ケガをしつつも気合と根性で試合相手を投げ飛ばした響は、掛け値なしにカッコよかったです!

そういえば奏は、響に言われたことを乗り越えて応援に来てるんだよね。今回あまりスポット当たってなかったけど成長したね奏。響に駆け寄る一同、その場にいたセイレーンもつられて感動・・・。いい雰囲気をぶち壊したハミィにセイレーンが思わず突っ込んだせいで正体がバレる形に。「だましたのね・・・!」と泣き出す響。バレては仕方ない、とメガトーンを呼び出すも、ふたりの仲良しパワーにかなうわけがなく、あえなく敗退。セイレーンにはもうちょっと長く潜入していてほしかったですが、また次回の作戦に期待します。


ラストはかねてより課題だった、「友だち」というタイトルの作文を読むシーン。

奏が「スイーツ」を題材にしたのは、冒頭で響が言ってたアイデアをもらったんですね。もう、ホント君ら仲いいな。