物語におけるMADLAXの心境の変化についてまとめてみました 2

今回はマドラックスの心情の変化を時系列に追っていきたいと思います(ひきつづきネタバレ注意です)。

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子供から物語冒頭まで

  • プロのエージェントとしての誇り(自負)と自覚を持つ
  • 誰にも心を許さない
  • 孤独である
  • 記憶喪失が原因で精神の拠り所が無い
  • 日々を淡々と過ごす


ヴァネッサとの出会い

  • 誰かに心を許すことで、その安らぎを知る
  • 誰かに必要とされる喜びを知る


フライデーに捕えられるが、「君は違う」と一蹴される

  • アイデンティティ喪失への恐れ、苛立ち
  • ヴァネッサとの絆を強く求めることで安らぎを得る
  • ヴァネッサとの関係を通じ、相互依存の心地よさを知る


マーガレットとの出会い

  • 漠然とした不安
  • 握手したときに感じた違和感で自分の存在の危うさを直感する(また、マーガレットと握手した右手を再びヴァネッサへ重ねる行為は、『自分の存在の確信にすがりたい』という無意識のあらわれ)


病床にて、マーガレットが本を開くのを止めようとするのは、辛い思い出は封じ込めていたいという心理のあらわれ



クアンジッタに誘われ、自ら本を開く

  • 父親を撃った記憶だけがよみがえり、無気力になるが、ヴァネッサとの約束の為だけに生きる決意をする


リメルダに銃撃されるが、翌日に回復

  • 自己の存在が架空であることへの確信
  • 生きることへの迷い
  • 無気力
  • 自暴自棄


ヴァネッサの死

  • 再び自信喪失するが、彼女との約束を果たすべく奮起


ナハルの助言

  • 自身の存在の意味を悟り、前進する決意を固める


マーガレットに取り込まれ、再び自分を取り戻した後に聞いた彼女のことば

  • 彼女に同調し、認められたことで精神的に救われる-->自己再生、自己肯定・自己再認識・自己再自覚


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うーん、メモってすっきり。

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