第7話『テッテケテ〜!音吉さんの秘密に迫るニャ♪』

遅ればせながら、スイプリの感想いきます。


とにもかくにも・・・
奏 「足くじいた。おんぶして」
響 「えー」

・・・奏の強引さにびっくりです。あーびっくり。
そのうえ、おぶってくれた響に「ありがとう」も「ごめんね」もない奏。本人は悪気も自覚も無いんだろうなぁ。奏が響にぴしゃりと説教してる姿は、委員長タイプの中2女子そのもので、なんだろ…すごく既視感。
奏 「あーんど、れふとー」

いや奏、嫌いじゃないですよ。作品によって程度の差こそあれ、登場人物、とりわけ"アニメ”の"キャラクター”って性格がシンボライズ・単純化されると思うんだけど、スイプリは性格の"幅”をなるべく切り捨てないで作ってる感じがする。奏も、根はいい子なんだよね。ただ欠点が目立つってだけで。
『怪談レストラン』を見た時は、小学生の頃読んだ暗い『学校の怪談シリーズ』が鮮やかなパステルカラーで、可愛く現代のキャラクターに置き換えられて再現されたのが新鮮でしたが、今年のプリキュアは、オモチャみたいな街が舞台で、キャラの見た目もいかにもアニメ風なのに、性格や言葉のやりとりはリアルな中学生として描かれている、そのギャップが面白いです。

懐中電灯で合図を送りっこしたり*1、公園の遊具を「懐かしい」って遊んでみたり。スイプリの二人はすごく等身大の"中学生”してます。「昔みたいに」ってよくふたりが口にしているけど、中学生からすれば、小学生の頃って"大昔”なんだよね。その感覚、見てるこっちが懐かしいよ。



【おまけ】
響 「はー」

やる気のない顔が板についてきた響。普段めんどくさがり⇒「ここで決めなきゃ女がすたる!」にたどり着くまで時間かかるタイプか。

*1:この「発光信号」のやりとりは『赤毛のアン』オマージュでしょうか。たまらん。