ロマンスはいらないんです。熱い友情さえあれば。

映画に行ってきました 『映画 Yes! プリキュア5GOGO!お菓子の国のハッピーバースディ♪*1

場内は満員御礼。親子連れ7割、中高生以上3割というかんじでした。小さい子たちみんな、思っていたよりずっと集中して、そして真剣に観賞するのですね。ライトを振り、懸命に応援する姿は印象的でした。登場人物たちに、素直に「がんばれ」って思えるこのときの気持ち、忘れないで〜って、老婆心ながら思います。

ディズニー映画『ピーターパン』も、制作段階では戯曲の趣向を取り入れる案*2があったと聞きました。もし実現していたら、公開時はこんな風に盛り上がったのかもしれません。



面白いところはいろいろありました*3が、総括して楽しむことができた作品だったのでオッケーです。
あと5gogoだったら、キャラは美々野さんがいいなぁ、と。“郷国の為ならこの命、滅んでも”というスタンスが凛々しいね。


【追記】 (エントリタイトルでは、ああ書いてしまったけど) ロマンスのくだりは、王道かったのもしれない、けれど、繊細でいいシーンでした。きっと脚本が秀逸なのでしょうね。 あの状況は…仕方あるまいて。
つくづく、「プリキュア」は女の子が強い世界です。でも、そこが良い。




  • ちょ〜短編

セリフに、アクションに、いちいちニヤニヤしっぱなしだったよ!!!こんなに喜んでるなんて場内の他のお客さんに知られちゃ大変だから、隠すのが大変だった…
モブに紛れてジュナとか翔子さんとか、カメオでもいろんな人がいたし!ああ、機会があればまた見に行きたいなぁ。


気になるアクションは大塚さんの演出で、空中戦だとスプラッシュスターはかなりおいしい、と再実感。短いながら洗練されたシークエンスだと思いました。まばたきする時間が惜しい!春に期待します。「ぜったいに許さないんだから!」で、地球爆裂しそうだけど。

*1:http://www.precure-movie.com/

*2:劇中「妖精の存在を信じるなら手を叩いて欲しい」と、ピーターが客席に呼び掛ける演出

*3:プリンセスオンリーかと思っていたら全国民に配給制だったマジカルライトの希少性の低さとか。偶然居合せた親善国のボランティアに頼るデザート王国の民度とか。お菓子を食べておいしいと感じる心が『善』ならば、食べても食べても満足できない『敵』って食行動調節機構の異常なのでは?←いやいやこれは精神論なんだから関係ないか・・・  いろいろ野暮でごめんなさい。