いちにち1ポニーキャラ考察 その2 ラリティ


世話焼きおばさん
つけま
田舎育ちにとってもコンプレックス
物に執着するところが妙に俗っぽい
ファッションへの並々ならぬ情熱
運命より自分の可能性を切り開く人(ポニー)
インスピレーションの一角獣*1



ラリティは頑張り屋さんです。
宝石探しという他ポニーより秀でた才能がありながら、甘んじることなくファッションへの情熱を捨てずにファッションデザイナーとなりました。しかもそこそこ成功してるのがすごい。


そして…とってもとっても理想が高い人(ポニー)です。
S2でちらっと登場した両親を見たとき、抱腹絶倒だったけど、同時にとても感動しました。
なぜなら…

スタッフに悪意があるんじゃないかってくらいラリティの両親て見た目もしゃべり方も死ぬほど田舎くさかったから。なのにラリティのあのお上品な話し方・・・ラリティは、きっと影で努力するタイプの人(ポニー)なのでしょう。仔馬の頃から美的感覚が鋭くて、キャンタロットの煌びやかな世界にとっても憧れていて…でも田舎に住んでいることがコンプレックスで。
発音も、ものすごく努力して直したに違いないです。そして頑張って下積みしてバイトかけ持ちしてカルーセルブティックを立ち上げたんだ!




友達がクライアントとなる苦悩を描いた「ラリティのドレス」はすべての社会人の胸を打つ名エピソードでした。
思えば、この話でMLPって実は面白いんじゃない?って気づきだしたのかも。

つづくシーズン2の、"Sweet and Elite"も、コネ作りの一大チャンスと友情を天秤にかけなければならなかった辛い役回りでしたし、ラリティのメイン回って、そんな善悪でははかれないストーリーが多のかもしれません。キャラクターにグッと奥行きが出ていると思います。


ラリティは目の下にしわがある姿が似合うね。年相応の苦労感…。このあとトワイ宛に書くウソ手紙も、やたらしっかりした文章でラリティさんらしさ全開なのだよなー。大好きなエピソードです。






好きな台詞はトワイの誕生日会と社交パーティーを天秤にかけパーティーを選んだラリティさんの決断の一言。
"it's just too important!「(キャリア形成的に)重要すぎる!」"
すごく、すごくよくわかります・・・*2


それから、"As Celestia is my witness, I will never be sisterless again!「セレスティア様・・・私は二度と一人っ子になりません!」"

これは「風と共に去りぬ」の名台詞"As God is my witness, I'm going to live through this and when it's all over(以下略) *3"から。ラリティさんは古語とか使ってくるので聴いてても面白い。

*1:ラリティはもともとインスピレーションを象徴するポニーという設定だったらしいが、子供が理解しにくいという理由でその案はボツになったそうだ。でもインスピレーションてかっこいい!

*2:思えば、このエピソードのおかげでPROS CONS覚えたのだった…。

*3:「神様…私は二度と餓えません!」